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2015年03月30日, CANYON ハードなレースのために設計されたエアロードCF SLX

ルカ・パオリーニ、ヘント-ウェヴェルヘムで優勝

 「歴史に残るレース」という言葉は、最近ではどんなレースにも多く使われる傾向があるが、2015年のヘント-ウェヴェルヘムは、その中でもまさに「歴史に残る」コンディションでのレースとなった。

 いつもの石畳と急坂に加え、吹き続ける暴風と激しい雨によって、まさにクラシックらしいクラシックレースとなった。秒速25mに達する突風は、プロトンの選手を文字通り吹き飛ばし、フィニッシュラインにたどり着いたのは、200人中たったの39人であった。

 そのようなレースで勝利したのはルカ・パオリーニ(チーム・カチューシャ)。彼はエアロードCF SLXを操り、6時間もの『死闘』ののちに先頭集団からベストなタイミングでアタックを決め、先頭でフィニッシュラインを通過した。

 パオリーニのジャージの破れと泥が、彼がレース前半に落車したことを示している。それでもベテラン選手としての経験と勘が、彼を勝利へと導いた。パオリーニがこのレースでみせたパフォーマンスは、クラシックレースとはどういうものか、我々に思い出させてくれた。『ピュア・レーシング』。もっとも強いというだけでレースを勝つことはできない。よく戦略を練り、常にベストを尽くすことで、レースに勝利することが出来る。