Canyonのプロチームが使用するロードバイク
モビスター、アルペシン・ドゥクーニンク、CANYON//SRAMレーシングームのロードバイクについて紹介しま
Canyonのロードバイクは、これまでに幾度となく、さまざまな舞台で優勝を飾っています。2000年代前半のUltimateの華々しいデビュー以来、2022年夏に初めて開催されたツール・ド・フランス・ファムにおけるファン・フルーテンの歴史的な勝利まで、その栄光の歴史は続いています。
その間、Canyonはロードレース界のトップレベルで限界に挑み続けてきました。Canyonがサイクリング界で最も革新的なブランドの1つとなるまでには、つねに選手たちの協力がありました。Canyonでは、プロライダーたちがその知識や経験を生かして、新しい製造技術のテストを行なったり、最新技術について意見を述べたり、空力性能をさらに向上させるための風洞実験に参加したりしています。
パフォーマンス、革新技術、専門知識
ライダーは良いバイクに恵まれなければ勝てません。同様にバイクも良いライダーに恵まれないと勝てません。このような共生関係にあるため、Canyonはライダーときわめて長期的にパートナーシップを結んでいます。パフォーマンスの追求には何年もの時間がかかります。優秀なライダーたちがCanyonのバイクを勝利に導いてくれたことを誇りに思っています。長年にわたり開発を続け成功を収めてきた結果、現在ではハイパフォーマンスがCanyonのDNAの一部となっています。
モビスター・チームが使用しているレースバイクは？
スペインのモビスター・チームは2014年からCanyon Aeroad、Canyon Ultimate、Canyon Speedmaxを使用しています。これらは、どのモデルもテクノロジーの面で年々大きく進化しています。フレーム素材がアルミニウムから最先端カーボンへ移行し、ディスクブレーキの普及が進む時代に、モビスター・チームはそのすべてを経験しました。
女子チームとは2018年の発足時からパートナーシップを結んでいます。1年目から何度もトップ10以内に入った同チームは、気鋭のチームとして確固たる評価を得ました。
とくに、近年アンネミエク・ファン・フルーテンが加入してからは、チーム力が大幅に強化されています。ファン・フルーテンもチームメイトも、この2シーズンは破竹の勢いで活躍しています。オリンピック銀メダル、女子モビスター・チームのモニュメント初勝利となるツール・デ・フランドルでの優勝、エマ・ノルスガード・ヨルゲンセンのスプリント勝利のほか、トップ10フィニッシュも数多く記録しています。
アルペシン・ドゥクーニンクが使用しているレースバイクは？
マチュー・ファンデルプールを擁するこのチームでは、2018年からCanyonのロードバイクでレースを戦っています。でもそれだけではありません。アルペシン・ドゥクーニンクは多種目に参戦しており、シクロクロスも得意としています。冬季にはCanyonのシクロクロスバイク、Infliteをトレーニングやレースに使用しています。
2021年には、ツール・ド・フランス初出場となるファンデルプールが最高の栄誉であるマイヨジョーヌを着用するのに合わせて、黄色いスペシャルカラーのAeroadを提供しました。また、2022年ジロ・デ・イタリアのタイムトライアルステージでも、ファンデルプールはカスタムカラーのピンクのSpeedmaxに乗りました。さらに、セイリン・デルカルメンアルバラード、パック・ピーテルス、マチュー・ファンデルプールの各選手が世界選手権で勝利を飾ったInfliteは、現在も世界最高峰のバイクであり続けています。
ワールドツアーチームに昇格する2023年シーズンも、どのレースでCanyonのバイクが優勝するのか楽しみです。
CANYON//SRAMレーシングが使用しているレースバイクは？
Canyonは、複数の種目に参戦しているCANYON//SRAMレーシングと継続的にパートナーシップを結んでいます。このチームは、2016年以来女子のプロレースで圧倒的な力を示しています。彼女たちが幾度となくポディウムに乗り、トップレベルの選手と最高峰の装備が組み合わさったときの力を証明してくれていることを、チームのネーミングスポンサー兼バイクパートナーとして誇りに思っています。
このチームは、各国国内選手権やステージレースでの優勝、モニュメントでの表彰台獲得など、何年にもわたって大きく活躍しています。ロードチームのリーダーであるティファニー・クロムウェルは、CanyonのグラベルバイクのフラッグシップモデルであるCanyon Grailに乗ってこの2シーズンで多数のグラベルレースに参戦し、さらにバルテリ・ボッタス・デュアスロンにも挑戦しました。この積極的なチームが次に何を見せてくれるのか楽しみです。
CANYON//SRAM Generationが使用するレースバイクは？
Canyonはサイクリング界の多様性を高めることを目指して取り組んでおり、これはCANYON//SRAMレーシングが育成チームのGenerationを設立するという方針と一致しました。ユニークな方法でチームメンバーを募集したことが功を奏し、最終的にはナミビア、シエラレオネ、ルワンダ、ジャマイカ、パラグアイ、ドイツ、マレーシアといった世界各地からライダーが集まりました。
Canyonが行ったアグア・マリナ・エスピノラのインタビューは、プロチームへの加入にいたる一般的な道筋からは離れた場所で努力しているアスリートにとって、希望の光となります。Canyonではこのスポーツへの参入障壁をなくしたいと考えており、CANYON//SRAM Generationはそのための活動の一環です。
CANYON//SRAM Generationのバイクは女子ワールドツアーチームのキットに似ていますが、Generationsは鮮やかなパープルカラーをふんだんに使っていることが特徴となっています。
山岳コースでプロが乗っているロードバイクは？
どのバイクが山岳コースに向いているか、絶対的な基準はありません。CanyonはAeroadとUltimateの2種類のレースバイクを提供していますが、このどちらも世界中で行われている山岳ロードレースで広く使用されています。
ライダーは各自の好みでバイクを選んでいます。AeroadとUltimateは、どちらもほぼ同じジオメトリーであり、上りに非常に適しています。
タイムトライアルでプロが使用しているレースバイクは？
プロは、タイムトライアルのレースやステージではタイムトライアルバイクを使用します。Canyonのチームでは、同名のトライアスロンバイクをベースとするSpeedmax TTを使用しています。
空力性能に特化したバイクであり、エアロバーを搭載した独自のコクピットを装備しています。ジオメトリーは攻撃的な設定で、絶対的なスピードを追求したマシンとなっています。
プロのレースバイクは「通常の」レースバイクとは違う？
UCI規則では、プロのレースで使用されるバイクは市販されているものでなければならないと定めています。
プロライダーのバイクの仕様は、チームスポンサーとの契約の都合で、Canyonのウェブショップで販売されているものとは厳密には違うこともあります。
しかし基本的には同じであり、プロが乗っているものと同じバイクでみなさんもレースを走れます。
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