暗い冬のための自転車用ライト、私にぴったりのものはどれ?
日が短く、光量が少ない状況では、安全に移動するためにライトが必要です。ここでは、いくつかの選択肢をご紹介します。
フロントバイクライト
冬場にバイク用ライトを使う理由は、「見るため」と「見られるため」の2つです。見るために使うバイク用ライトは、明るく(下記のルーメンの項を参照)、前方の道路や歩道を照らすために焦点の合ったビームを備えている必要があります。他の道路利用者から見られるための自転車用ライトは、さまざまなモードや明るさの設定が可能なものでなければなりません。
ほとんどのバイク用フロントライトは、プラスチック製または金属製のマウントでハンドルバーに取り付けられています。マウントは、頑丈なゴムバンドで固定されたり、ボルトで固定されたりします。
ドイツでは、StVZO認証を受けたバイク用ライトは、対向車の目を眩ませないようにビームをフラットにしています。ロードバイクのライトは、この規格に準拠していることが重要です。
リアバイクライト
フロントライトとは異なり、バイク用リアライトの目的はただ一つ、他の道路利用者から見えるようにすることです。リアライトは通常、シートポストに取り付けられていますが、シートステーに補助的なライトを取り付けることを選ぶ人もいます。
リアライトは、他の車のリアライトと同じように赤く光ります。これらのライトには、点滅、脈動、静止などさまざまなモードがあり、明るさを変えられるものもあります。
マウンテンバイクライト
マウンテンバイクでトレイルを走るときは、木々が茂っていることが多く、近くの町や都市からの光害もありません。そのため、できるだけ早く障害物を見つけられるように、非常に明るいライトを持つことがとても重要です。
また、ヘルメットに装着するタイプのライトもおすすめです。バイクに乗っていると、茂みの中で何かを見つけたときなど、周囲を見回すことがあります。ヘルメットライトは、そんな場合にも便利です。
何ルーメンのライトが必要ですか?
ルーメンとは、光源から発せられる光の量を表す単位です。数値が大きいほど明るくなります。
街灯で照らされている街中だけを走っていれば、人里離れた裏道を走っている人ほどルーメン数は必要ありません。
街乗りや通勤には200ルーメン前後で十分です。暗い道を走ることが多い場合は、400ルーメン以上のライトをお勧めします。マウンテンバイクでは、森の中のオフロードを適切に走るために1500ルーメン程度が必要です。
ルーメンと連続使用時間を比較する必要があります。通勤時間が45分であるにもかかわらず、200ルーメンの光を30分しか照射できないのであれば、そのライトはあまり役に立たないでしょう。
バイク用ライトのバッテリー容量
バッテリーがどれだけ長く持つライトを使えるかが重要です。せっかく充電しても、目的地に着く前に電池が切れてしまっては意味がありません。
バッテリー容量が大きくなればなるほど、ライトは大きく、重くなります。トップチューブに取り付けられる外部バッテリーパックを使用するライトもあれば、バッテリーを内蔵するライトもあります。
最近のバイク用ライトは、ほとんどが充電式です。バイクからライトを取り外すだけで、USB経由で充電できます。この機能は、ノートパソコンを使ってライトを充電しながら仕事ができるので、特に便利です。
バイク用ライトの便利な機能
バイク用ライトの中には防水機能を備えたものもあり、あらゆる天候下でサイクリングをする場合には重要なポイントとなります。ライトが防水仕様でない場合は、路面からの飛沫を軽減するために、マッドガードの装着を検討してください。
また、バイク用ライトの中には、交通量検知などのスマートな機能が組み込まれているものもあります。後ろから車が近づいてくると、リアライトが明るく光り、確実に自分の姿を確認することができます。余計なお世話と思われるかもしれませんが、ロードバイクがお好きな方には魅力的な機能です。
私に合った自転車用ライトはどれ?
冬の間バイクに乗るなら、何度でも使える充電式の自転車用ライトがおすすめです。Knogなどのブランドは、強力なビームと優れたバッテリー寿命を持つ、洗練された外観のライトをラインナップしています。最も過酷な状況に対応できるライトが欲しいなら、Lupineがおすすめです。Lupineは、Canyonと共同で開発した美しいマウントシステムを備えたハイエンドのバイク用ライトを専門としています。
新しいバイク用ライトを手に入れれば、明るくても暗くても、どんな時でもサドルにまたがることができます。
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