Inflite CF SL 7

トップチューブがシートチューブと接合する部分付近に設けられた独特の屈曲部により、小さなフレームサイズでもフロントトライアングルが大きく確保され、レース中に担ぎやすい形状となっています。また、シートポストクランプの位置を下げ、シートチューブに収まる部分を減らせるため、凹凸の激しいコースでもシートポストの変形量を確保し、快適性も向上させる効果があります。

泥詰まりを防げば、トラブルも避けられます。Infliteのフレームは、泥が積もりにくいフレーム形状、内装ケーブルルーティング仕様、十分なタイヤクリアランスなど、さまざまな工夫により泥詰まりを予防。過酷なコンディションでもピットインの回数を減らし、コース上を走り続けることができます。

バイクをテストしたマチュー・ファンデルプールとチームアルペシン-フェニックスのチームメイトは異口同音に、バイクを担ぐときに、トップチューブの曲がり部分を持ち上げるとバランスが良い、と評しました。バイクが前方あるいは後方に傾こうとする力を抑える必要がないため、担いで障害物を越えるのが楽になり、貴重なエネルギーを節約できます。