MyCanyon カスタマイズのアイコン
近年のキャニオンで最も愛されたカスタムバイクデザインを紹介し、その背後にあるストーリーを発見しよう。

「月を目指せ。 たとえ月にたどり着かなくても、どこかの星には到達している」
Canyonでは、この諺がマインドセットになっています。創業者ローマン・アーノルドは、初日から「私たちの最高のバイクには最高のアスリートが乗るべきだ」と信じており、スーパースターの価値は常に投資に見合うと考えていました。
過去10年間、Canyonアスリートたちはバイクの可能性を再定義してきました。ヤン・フロデノ、アネミエク・ファンフルーテン、カシア・ニェヴィアドマ、マチュー・ファンデルプールといったアイコンたちが、私たちを世界中の新たなライダーたちの領域へと導いています。
彼らの偉大さは、私たちのエンジニアリングとデザインの革新への野心を刺激してくれます。そこで私たちは常に、彼らの献身に報いるために、そのパフォーマンスに匹敵する特別なバイクを提供しようとしてきました。
そのため、プロ仕様のカスタムバイクは、私たちの歴史の象徴となっています。カラフルでダイナミック、そして個性的なカスタムCanyonは、路上でもレースでも常に注目を集めます。
これらは常に、協力関係がカギとなっています。Canyonのデザイナーやエンジニアはプロライダーたちと密に連携し、彼らのビジョンを探求したり、それを形にする手助けをしたりします。それぞれのデザインは、その個性、野心、ストーリーの一部を反映しています。
アメリカのトラック&タイムトライアルスペシャリスト、クロエ・ダイガートのバイクを見てみましょう。遊び心あふれるエンブレムとフレーズで、バイクをポップに表現。
世界選手権のSpeedmaxCFR TTには、蝶、ダイヤモンド、そしてブルーノという名のクマなど、ライダーの個性的な要素が多数含まれていました。
一方、アイアンマンワールドチャンピオンのトライアスロン選手、フランス人のサム・レイドローには、ルイ・ヴィトンからインスピレーションを得て彼のイニシャルでカスタムロゴを創り、フレームにデザインしたSpeedmaxを提供しました。このデザインは、バイクの内外での彼の強い個性を反映しています。
他のアスリートたちの多くは、バイクの美しさよりも、塗装でバイクが重たくならなず、軽量に保たれることを重視しているようです。
すべてのカスタムCanyonにはストーリーがあります。ここでは、近年の注目すべきカスタムバイクを順不同でご紹介します。
それぞれが、バイクに乗ることの特別さを証明するものです。それは、私たちがMyCanyonで目指す目標も、これと同じものです。
World Champion Aeroad [2024]
マチュー・ファンデルプールは、白いバイクに乗ることだけを望んでいます。2023年のイギリス・グラスゴーでの劇的なロード世界選手権優勝を記念して、2024年のツール・ド・フランスでは、ホワイトをベースに虹色の塗料を散らしたデザインで、未発表の新型Canyon Aeroadを使用しました。この世界チャンピオンは、オランダ人チームメイトのヤスペル・フィリプセンを3ステージで勝利に導くリードアウトのアシストを果たし、注目を集めました。
Frodissimo [2023]
伝説的なトライアスリートのヤン・フロデノは、スペインのジローナでスペシャリティ・コーヒーを専門にするカフェを所有するほどのコーヒー愛好家として知られています。「フロディッシモ」カスタムSpeedmax SLXは、本物のコーヒー粉末を塗料に混ぜてで描かれています。各フレームに7g相当のエスプレッソを吹き付けました。
Tokyo [2021]
マンガは日本の文化、創作力、文学が究極的に融合した独自の形の芸術であり、世界中で数億人のファンに愛されています。Canyonは東京オリンピックで選手が乗るための特別なバイクを作りたいと考えており、シニアグラフィックデザイナーのルーカス・ベックがアニメデザインを描てフレームにデザインしました。このバイクは、日本のストリート・トライアルライダー西窪友海がAeroadエディションのバイクにさまざまなインパクトの強いスタントをかけた動画で発表されました。
Ultimate Artist:コンスタンティン・グルチッチ
世界的に有名なインダストリアルデザイナー、コンスタンティン・グルチッチは、カスタムデザインのためにCanyon Ultimateを真っ白なキャンバスとして与えられ、フレームにキネシオテープを施すことからデザインを始めました。彼の独特なアプローチにより、Canyonのロゴはほぼ完全に隠れる形になりました。「隠そうと思ったわけではなく、創造的なプロセスの中で自然にそうなったのです。ロードサイクリングファンは、ロゴがなくても、Ultimateをその特徴的な形状から瞬時に認識することができます。」
ゴールドSpeedmax
プロサイクリストのアネミエク・ファンフルーテンは、バイクの重量に対するこだわりで有名で、標準よりも数gも重い複雑なカスタムペイントのバイクに乗るのを拒否するほどでした。東京オリンピックのタイムトライアルで優勝した後、彼女はついに考えを変え、このゴールドのSpeedmaxがその結果として誕生しました。手作業で金箔が貼られたこのバイクは、ほぼ鏡と同じくらい反射性があり、彼女はそれを愛していました。
Jasper’s Green Aeroad [2023]
The fastest bike in the world for the fastest man in the world? When Jasper Philipsen took the green sprinter’s jersey at the 2023 Tour de France, we wasted no time delivering a custom Aeroad frame to match. Four stage wins later and the ‘green machine’ had taken home his first points jersey from the greatest race on earth. And he’d done it in some style.
TEKKERZ [2024]
The British racing collective led by Alec Briggs have always done things their own way, “challenging the norm with a bit of cheek and charisma”, as the Briton says. For 2024, the official TEKKERZ team car was a Volvo 850 Estate, an iconic – and undeniably eccentric – car that raced the 90s British Touring Car Championships. “I wanted to get a team car that was unconventional, just like the Volvo was when it raced,” says Alec. The team’s matching Aeroad race bike embodied both style and speed, using the iconic blue and white livery. The look was completed with custom chrome carbon Lightweight wheels.
Miami Blazers [2023]
Born of a vision to provide better pathways to riders from diverse backgrounds, the Miami Blazers have quickly become the most electrifying road team in the US since their 2022 debut. Their custom Canyon frame design reflects the vibrant essence of the city’s culture. Set against a crisp white base, the metallic oranges and pinks in the logo resemble the stunning sunsets over the Gold Coast, while the wave pattern pays homage to the endless sandy beaches of the Magic City. A bike built for racing in the city where the heat is on.
Kasia’s Yellow Aeroad [2024]
The Tour is the Tour, or so they say. Bigger pressure, bigger wins, and all eyes watching. Every detail has to be perfect. So, when Team CANYON//SRAM rolled into the 2024 Tour de France Femmes avec Zwift, they came prepared—with a few custom-painted Aeroad frames tucked away in the team truck. Just in case. And this time, ‘just in case’ became reality. Kasia Niewiadoma took the yellow jersey on stage five, and that same evening the yellow Aeroad frame was built up by the team mechanics, ready to race the next morning. Add a yellow helmet, sunglasses, Zipp wheels, and even yellow tape over the race radio earpiece, and Kasia was ready to enjoy her moment in the sun.
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