2020/11/23 Canyon.com
2020/11/23 Canyon.com

グラベルギアガイド:秋冬の必須アイテム

日没がせまり、気温がぐっと下がっても、まだまだ乗り足りない。そんなとき、手元に欲しくなるアイテムは何でしょうか?

グラベルギアガイド:秋冬の必須アイテム 秋冬物グラベルギアガイド

夏の終わりはサイクリストにとっては悲しい季節です。降り注ぐ日差しの中、土ぼこりを立てながら駆け抜けたグラベルトレイルも、気温が上がらない数カ月間は深いぬかるみに姿を変えてしまうことでしょう。ただ、秋や冬のグラベルライドは、ライダーにも グラベルロードバイク にもそれなりの装備が必要になるとはいえ、準備さえしっかり整えれば、季節の移ろいとともに色が変わる景観や雪が降った翌朝の澄み渡った空など、他の季節にはない喜びももたらします。

秋冬物グラベルギアガイド Photo: Canyon.com

手持ちのマウンテンバイク用またはロードバイク用の装備は使えますか?

グラベルライドは、岩だらけのトレイルと滑らかな舗装路の中間にあたり、両方の魅力を併せ持っています。グラベルライドにたどり付いた道筋によっては、すでに十分使える装備が手元にあるかもしれません。とは言え、グラベルライドは、 ロードバイク で走る舗装路に比べれば泥が多く、 マウンテンバイク でのダウンヒルほど凹凸があるわけでもないので、いずれにしてもセットアップの調整は必須になります。

秋冬物グラベルギアガイド Photo: Canyon.com

重ね着がポイント

季節が変わっても、丘や山から登りがなくなるわけではありません。気温が下がっても、頂上を目指す間には汗をかくことになります。重ね着によって、斜度や運動量、時間帯に応じて体温を適切に調整できます。

Canyonでは、季節を問わずベースレイヤーの着用をお勧めしています。 ベースレイヤー によって汗を肌から素早く取り除き、夏は涼しい状態を、冬は暖かい状態を保つことができます。

夏用の装備を6か月間しまい込む前にもっと使おうという場合は、 アームウォーマーと レッグウォーマ ーを併用しましょう。実際のグラベルライドで日が照ってきた場合も、簡単に脱ぐことができます。同様に軽量の ウインドジャケ ット やジレ も少々の風を防ぎ、身体が暖まってきたら簡単にジャージのポケットや フレームバッグ に収納することができます。

寒さを最初に感じるのはいつでも手です。しかも、手はバイクとのコンタクトポイントとして最も重要な部位です。秋が深まれば指切りグローブでは不足だとすぐに感じるようになります。そのときは、 ロングフィンガーグローブ を手に入れて雨風を防ぎましょう。

真冬の寒さと暗さから隠れる術はありません。そういうときは、さらに暖かく防風性に優れたソフトシェルジャケットをお勧めします。このジャケットは撥水加工が施されてはいますが、強い雨の中を長時間走る場合は、さらに防水性能を追求したジャケットが必要になります。

秋冬物グラベルギアガイド Photo: Canyon.com

道を照らす

10月、北半球のほとんどの国で、時計を1時間戻して冬時間にします。そこで1時間余分にベッドで過ごせるとワクワクするのが常ですが、同時にそれは バイク用ライト が必要になるときでもあります。グラベルトレイル間の移動で交通量の多い道を走る場合は、反射材つきの装備も探したほうが良いかもしれません。

立ち往生はごめんです

残念なことに、季節が厳しくなるとタイヤもパンクしやすくなります。ゴミが舗装路やトレイル上に流されてきて、しかもタイヤと鋭利なものを踏んだときに水分が潤滑剤のはたらきをして、跳ね飛ばしにくくなるためです。タイヤを定期的に点検し、交換が必要な場合はグ ラベルライド向けのタイヤ を選びましょう。しかし、どんなに注意してもパンクを避けられないケースはあります。そこで、少なくとも マルチツール、ポンプ、, スペアチューブ か、チューブレスタイヤの場合は ダイナプラグ ツールを携帯するようお勧めします。

秋冬物グラベルギアガイド Photo: Canyon.com

楽しみましょう!

バイクライディングが何にも増して楽しいことを私たちは知っています。外に出て、爽やかな秋と冬の日を楽しみましょう。そして、天候が少々理想的でないときには重ね着をしましょう。

この記事はお役に立ちましたか?

フィードバックいただき、ありがとうございます

ニュースレターの購読登録をいただきますと、Canyonの下記 規定に同意したものとみなします

ストーリー

2020/11/02
グラベルバイクとは、あらゆるロードライドに対応できる、自動車におけるSUVのような存在です。対してロードバイクは重量を削ぎ落とした繊細なエアロデザインをまとい、綺麗な舗装路における純粋なスピードと軽さのためにいわば繊細に設計されています。見た目は似ていますが、大きく異なります。グラベルバイクは、ロードバイクでは立ち入れない環境に立ち入ることができます。様々な路面や地形に対応できる多用途性の高さが魅力となる反面、舗装路における反応性の良さ、スピードとレースパフォーマンスは、ロードバイクにはかなわないでしょう。
2024/02/16
MTBの購入を検討しているが、トレイルバイクとクロスカントリーバイクのどちらにすべきか迷っている、という方はぜひお読みください。
2023/01/05
グラベルロードバイクのフレーム素材にはアルミとカーボンの2種類があります。どちらの素材がグラベルロードバイクに適しているでしょうか?
2022/12/30
グラベルライドのあとは、手早く洗車し、バイクのダメージを防ぎましょう。このガイドでは5つの簡単な手順をご紹介します。
読み込み中
Loading animation image